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釣り運

(2016.01.29)

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 去年の釣り運は良くなかった。シイラを狙った時は、隣で釣っていた友達のルアーに大きな鮪が掛かった。ヘトヘトになりながら一時間ほど闘った末、53キロの鮪を上げた。僕が持っていたシイラ用の細い糸では絶対上がらない大きさだったから、『コウジさんに掛かって良かった』と思いながら、ファイト中の彼にペットボトルからビタミン飲料を飲ませつつ応援していた。
 その2週間後、相模湾で僕にも遂に鮪が掛かった。物凄い勢いで270メートルも糸と錘を引っ張りながら走っていたことから、船長は「30キロオーバーの鮪だろう」と言ってくれた。気合いを入れて一所懸命頑張った。ところが一進一退が続いた末、鮪はようやく40メートルまで近づいた時に、なんと大型鮫に食べられてしまった!ショックが大きくて、また10月からは講演会も忙しくて、それから釣りをしていなかった。
 そこで2週間前は今年の初釣りに行って来た。アクアラインを通れば意外と近い千葉県の勝山港で船に乗った。海も穏やかで船長も優しくて、とても楽しい釣りになった。狙ったのは鬼カサゴと云う高級魚なので、一匹でも釣れたら恥ずかしくないと満足ラインをちょっと低めに設定した。
 結局6匹を釣って船宿のHPにも載った!その写真のピースサインからもピーターの喜びが伝わると思う。初回から一年の釣り運を占うならば、今年は悪くない筈!寒さに負けず色んな魚に挑戦したい。応援のほどヨロシク!




 

選挙権

(2016.01.22)

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 先日NHKラジオ第一放送で日曜討論を聴いた。普段は政治家が出演するけれど、今回は若者を中心に一般人が選挙年齢の引き下げについて意見を述べた。彼らの話を聴きながら僕もあれこれ考えていた。
 ヨーロッパの国々で選挙できる年齢は、昔から18歳になっている。だから僕も18歳で選挙デビューした。尤も同時のハンガリーは一党支配で、候補者は1人しかいなかった!選挙用紙にその人の名前が記載されていた。選挙ブースに入ってその名前を消して別の人の名前を記入しても良いと言われたが、そうしても何の効果も無い。他の立候補はいないから。それぞれの有権者はバラバラの名前を書いてもね・・。
 ベルリンの壁が崩壊してハンガリーも民主主義になったが、僕は日本に住んでいて、ハンガリーよりずっとこの国の選挙に関心がある。
 選挙に適する年齢はそもそもあるのか疑問がある。成長の速さには結構差がある。また政治に関心がない人に選挙権を与えても仕方がないとも思う。しかし民主主義社会では法律によって平等に様々のことを定めなければならない。そこで戦後日本がとってきた『成人男女』という線引きには何の問題もない。寧ろなぜ今の政権はこれを変えようとするのかが不思議である。
実は選挙年齢を引き下げる機会があったと思う。2000年に少年法を改正して刑事処分の可能年齢を引き下げた際だ。子育てや教育に関連して、よく『飴と鞭』と言われる。若年層への責任が厳しく問われるという『鞭』を定めた際に、選挙に早くから参加できるという『飴』を与えたならば、なるほどと納得した国民も多かったのではないだろうか。
 今回はちょっと固い話で失礼した。次回はもっと柔らかいテーマを選ぼう!




 

明けましておめでとうございます

(2016.01.08)

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 明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。

 今回の年末年始は旅行もせずにゆっくり過ごしていた。主には1月15日が締め切りである数学の長い論文の作成で忙しかったが、やはりネットで世界のニュースも毎日チェックした。
 11月にパリで起こった悲惨なテロ事件の影響もあって、ヨーロッパの主要都市では例年通りの、安心して何も気にせず多くの人が集まる広場などでバカ騒ぎをして楽しんで年越しをする野外イベントが減ったようだ。ベルギーなどでは厳戒体制でできなかったし、他の街でも身の上の安全を重んじて自粛した人が多かったと思われる。新たにテロ事件が起こらなくても、住民の心に当分不安は残るだろう。それでもなお、ヨーロッパは世界的に見れば治安が良い方である!シリアやイエメン、リビアやナイジェリアなど、内戦がなかなか収まらない国も多々ある。だから世界平和を祈っても、残念ながら無駄なような気がする。
 一方、内戦どころか過去20年間テロ事件も起こらなかった日本は、平和で幸せな2016年を期待できるかもしれない。だから僕も、2016年が日本と日本人にとって素晴らしい一年であるように願っている。




 

内股歩き

(2015.12.25)

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 先週末は沖縄へ行って来た。皆さんが「いいな」「私も行きたかった」と思う前に言っておく。遊びではなかった。かなり密度の高い仕事である。
 日曜日は午前と午後、うるま市にあるインターナショナルスクールで生徒向けに英語でそしてPTA向けに日本語で、二回に渡って講演をした。しかも両方の講演の間はゆっくり休んで午後の分に備えたいと伝えたのに、校長やカナダ人の先生、PTAの会長は次々に控え室に現れ、会食の形になった。講演後は琉球大学に行き、日曜日であるにも拘わらず、親友である先生と夜まで研究活動を続けた。ヘトヘトになってホテルに戻った時、「僕もどこかで日本人特有の『忙しい遺伝子』を保有している」と思った。
 翌朝は別の大学の先生である友達が迎えに来て、その人の家へ行った。次から次へと先生のゼミ生がピンポーンとやって来た。〔広島風お好み焼きパーティー〕(沖縄なのに?!)の名目で、7名の学生と半日間を過ごした。日本人として海外で活動したい素敵な男女だったが、彼らの質問に答えたり、進路についてアドバイスを言ったりして、遊びと程遠い時間だった。
 広島風お好み焼きはかなり美味しかった。それを作った広島出身の四回生の女子学生は、将来海外で出店したいらしい。甘くないと思うけれど、彼女の成功を願いたい!驚いたのは、7人中3人が16日夜の『水曜日のダウンタウン』で僕を観たと言うことであった。賽銭箱の話をしっかり覚えていた!

 その番組で、実は賽銭箱以上に話したかった話題がある。それは『内股歩き』についてだ。33年前の初来日以来、日本女性は世界一可愛いと思っている。暫く海外にいて日本に戻って来る時、空港から街に入る電車を目の正月と感じている。旅先と較べて素敵な女性が凄く多いと感動している。この気持ちは昔も今も変わらない。
 しかし昔に較べて、今の若い女性の方がスタイルが良い。また歯並びも綺麗になっている。意外と変わらないのは、内股歩きである。歯を矯正する費用は100万円を超えているに対し、歩き方を変えるのは無料、本人の努力で足りる。つまり、未だに内股歩きが多い理由は、本人達がこれを格好悪いと思わないから。
 一方、僕が日本で案内してきた数十人の外国人(学者や作家、ビジネスマンと普通の旅行者)がみんな内股歩きを見て驚いて、その不格好さを指摘している。だから番組を通じて呼びかけたかったのは、着物を身に付けている以外は内股歩きをやめた方が、日本女性の評判の更なる向上に繋がることであった。番組のプロデューサーは賽銭箱を選んだので仕方がない〜。

 それではみなさん、良いお年を!




 

賽銭

(2015.12.22)

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 16日の夜ダウンタウンの番組に出演したら、翌朝すでにHPへメッセージが届いた。やはりテレビの影響力は強いと改めて感心した。僕の出演したコーナーは厚切りジェイソンの『why Japanese people ?』である。家にはテレビがないので知らなかったが、出演依頼が来てからYouTubeで見たら結構面白かった。
 僕に求められたのは、長年日本に住んでいてなかなか納得いかないことを提案するものであった。日本が好きだからこの国を選んだけれど、それでも気に入らないところも多々ある。
 例えば、夫婦選択別姓を国が認めてくれないことだ。男女共同参画社会について講演をする時も、この課題をよく取り上げる。何しろこの制度を断固として採用しない先進国は他にどこにもない!しかし政治的な問題はバラエティー番組に向いていないので、あれこれ考えて2つの提案を出した。
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 一つ目は、放送された『賽銭箱にお札を入れるのはなぜなのか』であった。
初来日の際、恋に落ちた女性と新宿の花園神社に入った。やり方を彼女に教えてもらって、賽銭箱に10円玉を投げ入れてから手を合わせて、『この女性とずっと付き合えるように』とお願いした。希望が叶って5年以上も恋愛関係が続いた。そのことで神々や日本国と彼女に感謝しているが、夢が叶ったのは10円玉の代価だとは到底思わない。
 賽銭箱に硬貨を投げるのは僕にとって、日本人などの観光客が『またこちらを訪れるように』とローマの噴水に金を投げるのと同じ、軽い気持ちである。だから初詣で隣の人が五千円札を入れたのを見て、凄くびっくりした。善良な神々に賄賂を払っても仕方ないと思った。日頃の行いを改善した方が、よほど効果がありそうである。
 自分が通っている神社や仏閣、教会やモスクに寄付することは素晴らしいと思う。このように神(とその使い)に対する気持ちを表しているのもわかる。しかし、出している金額とこれからの好運に関係があるとは、絶対思って欲しくない。それなら神々は悪徳の政治家とほぼ同様になって、『地獄の沙汰も金次第』だけでなく、地と共に天まで全て金次第になってしまう!貧乏人にとっての救いが消える〜
 だからもしあなたが感謝の気持ちを籠めて賽銭箱にどうしてもお札を入れたいなら、それを小さく畳んで、目立たないよう、周囲にプレッシャーを掛けないでお願いします。




 

師走

(2015.12.15)

 日本語の不思議な表現の中で、12月を師走と言うことを昔から〔WHY〕と疑問に思っていた。先ず、師は教師を指すのなら、欧米の先生方はクリスマスの前からおおよそ2週間の冬休みを楽しんでいる!忙しいどころか家族とゆったりした時間を過ごせるのだ。後々判ったのは〔日本が違う!〕。生徒は休んでも先生方はほぼ毎日出勤。このことは今でも納得いかない。夏休みもそうだけれど学校は休みなのになぜ先生方は出勤するのか?!
 尤も、お正月は先生方もサラリーマンやOLのように、何日間かの休暇を貰って帰省したり、旅行に行ったりする。つまり先生方も世間一般の労働者より特段忙しい筈がない!やはり、なぜ師走なのか僕にとって今でも謎だ!
 話が変わるけれど、ピーターにとっての師走は人権講演会などで割と忙しい時期だが、周りの日本人に較べると〔走る〕必要はない。日本人にとっては忘年会のシーズンである。人によって同じ日に2つや3つはしごすることもある。過去五年間は忘年会への誘いは一度も受けたことがない!ちょっと寂しいけれど、とても楽である。
 お酒を飲んだり大勢で騒いだりするのを好まない僕にとって、日が暮れてから起きている時間が最も長いこの時期は、数学の研究に向いている。その日の仕事が終わってから真っ直ぐ帰宅して、暖かい部屋で座り心地の良いリクライニング椅子に座って、論文を書いたり問題を考えたりして、愉快な時間を過ごしている。尤も、良いアイデアが浮かばなくて寝てしまうこともある。それでも夏よりうんと書く仕事は捗っている〜




 

質問

(2015.12.09)

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 一年で講演会が最も多い11月も無事終了して、ちょっとホッとしているところだ。舞台上に立ってお客様の表情を見ながら、日本や世界、教育や子育て、英語やコミュニケーション、数学や人生設計などについてゆっくり話をすることが一番好きだ。大好きなことをやるだけで生計を立てるのができる!恵まれた人生だと自画自賛している。 講演会のテーマによって予め内容を考えるのも面白いけれど、講演後の質疑応答で興味深い質問が出るのは更に楽しい!
 大道芸をやってきたお陰で、想定しなかったことが起こるのには慣れている。アドリブで応えなければならないプレッシャーもあって、脳味噌(中国語で脳筋)をフル回転させてその場を凌ぐ。 しかしそれだけでは終わらない。質問によって、それの正しい答えを講演後に何日間か考えることもある。
 先日ある高校のPTAが対象で講演したところ、話し方も服装もとても上品なお母様からかなり難しい質問があった。講演中に「旺盛な好奇心と物事への強い関心があれば、学習能力(特に記憶力)も向上するし、毎日ワクワクする場面が増える」と話した。そこで彼女は「子供が無関心で好奇心がないと、どうすればよいか?」と聞いた!「小さい時から国内外を問わず子供とたくさん旅行して、色んな体験をさせたのに学習には興味がなく、家ではテレビばかり観ている」と更に状況を説明してくれた。
 正直言って〔困ったな〕、〔ピーターではなく児童心理学に詳しい専門家に聞いた方が良い〕と先ず頭に浮かんだ。親子の会話がまだあると確認した上で、「テレビを必死に観るならば、モノによって興味がある。観ている番組を糸口に会話して、子供との信頼関係を深めて、彼女の頭(心)の中がどんな状態にあるのか調べたらどうだろう。なにか関心があるモノが出てくれば、一歩前進だ。」また「テレビを修理に出して(友人宅へ何日間か預けてもいい)、テレビに邪魔されず人生などについて話し合えば良い」とも言った。
 その場ではその程度の答えしかできなかったことを恥ずかしく思っている。だからそれからも〔正解〕を探している。
 HPを御覧になっている皆さんで、なにか良いアイデアがあれば是非教えて下さい!




 

宴会

(2015.12.01)

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 大規模な国際会議の殆どは月曜日から金曜日までで、初日の夜にwelcome partyがある。今回はそれ以外に木曜日の夜、ロンを祝う夕食会もあった。それは僕にとって大道芸を披露する最高のチャンスだった。
その一回だけの無料の出演の為、日本から講演会に常に持って行く大きなトランクを運んだ。バンクーバーの中心からキャンパスまでのバスでも結構苦労したし、「やはりきちんとやらないと」と思って、木曜日の午後は早めに部屋に戻って芸の練習をした。それから荷物をキャスターに乗せて宴会場に向かった。キャンパスの端っこにある、山の斜面に建てられた三階建の木造の家で、バルコニーから街も海もとても綺麗に見える。

 階段を避けるつもりで、一階の搬送口から入ってみた。扉を開けるとすぐにキッチンがあって、シェフを始めみんな忙しく料理の準備をしていた。宴会場の責任者に「後程パフォーマンスをする者なので通らせて下さい。」とお願いしたら、丁度サーモンの刺身を準備中のシェフが頭を上げて、僕の顔を見つめた。そして「あなたは寿司のビデオの出演者でしょう!」と言う。
凄く驚いた。バンクーバーの街を散策した時、何人かの日本からの観光客に「一緒に写真を撮らせて」など声を掛けられたが、大学のキャンパスでは僕のことを数学者仲間以外に誰も知らなかった。ところが白人のシェフは僕の顔を少しだけ見て、四年前に出た六本木の寿司屋の紹介ビデオの出演者だと判るなんてビックリ!
「あのビデオは面白い。何回も観た。」
と、驚く僕を見て説明してくれた。日本に行ったことがないらしいが、寿司をはじめ日本料理が大好きだという。暫く会話してから二階に上がった。エレベーターが無く、階段を避けられなかったが、勝手口から入って来て良かったと思いながら荷物を運んだ。




 

ルーロ

(2015.11.24)

 この何日間か、20人ほどの知り合いから「CMを見たよ」「格好良かった」などの優しいメールをいただいた。とても嬉しいけれど不思議に思うところもある。
 CMはパナソニックのロボット掃除機ルーロである。掃除が苦手な僕も愛用している。
どうして掃除が苦手な僕がこの商品のCMの出演者に選ばれたのか?その答えはルーロの形に隠れている。 家電店で真ん丸いロボット掃除機を何年か前から見かけることがある。しかしルーロは違う。ルーロの形は幾何学でよく知られている、いわゆるルーローの三角形である。その図形に出会ったのは高一の時に読んだ幾何学の本である。円と同様にどんな方向から計っても幅が変わらない、不思議な図形である。しかもこの性質を持つ図形の中で最も経済的(面積は最小)である。
 この図形の名前は最初の発見者、ドイツの工学博士ルーロー博士の苗字に由来する。この形は車のエンジンなどにも活躍している。それにしてもこの可愛い図形が好きになった高一の時は、将来ルーローの三角形に絡んだ仕事をすると言われても、「まさか」「嘘だ」と絶対信じられなかっただろう!
 さて、不思議に思っているところだが、このCMの撮影はGW中に行われた。つまり半年も前である。その後は山手線などで、僕も何回か中吊り広告で自分の顔を見たことがある。しかし知り合いからのメールは2通しかなかった。確かに最近は車内テレビでもCMの動画が流れている。やはり写真と動画のインパクトの違いだろうか?
 もっとも、3日前は車内テレビで目の前にルーロ君とピーター君が現れた。同じ車両に乗っている人もかなりいた。一生懸命周りを「僕だよ」と訴える表情で見回した。しかし誰も声を掛けてくれなかった。かなり淋しかった・・。



 

金沢

(2015.11.16)

 カナダの話の途中だが、先日は金沢で講演会があって、初めて北陸新幹線に乗った。金沢はもちろん何回も行ったことがあるけれども、以前は北陸新幹線が開通していなかった。小松まで飛行機で行ったり、越後湯沢から特急はくたかで行ったり、移動に結構時間が掛かった。はくたかに乗った時は、建設中の北陸新幹線の線路を見て「いつになったら完成するのかな」と思ったことをよく憶えている。「森さんがもっと長く首相を務めていたら、もう開通したのかな」などとも思った。
それはともかく、北陸新幹線のおかげで金沢はだいぶ近くなった。〔かがやき号〕で大宮から2時間7分で着いた!トンボ帰りでも疲れない。但しかなり混んでいる。平日にも関わらず、行きも帰りも全席が予約で埋まっていた。JRにとって嬉しい話である。
ちょっと振り返ってみると、初めて金沢を訪れたのは同じ季節である。時は1986年11月で、まだ日本に住んでいなくて、両親と共に1ヶ月を掛けて、この美しい島国を北海道から九州まで観光したのだ。
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 ガイドブックを読んで兼六園に興味を覚えた母の要望で、金沢まで足を運んだ。父も僕も日本庭園の美しさに感動した。紅葉真っ盛りの兼六園は最高の想い出になった。
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 五年後に初めて講演会の仕事で金沢に行った時も、やはり一泊して兼六園や武家屋敷などをゆっくり廻った。今年の金沢は昔よりもずっと賑やかだ。新しくてとても綺麗になった駅ビルの土産物屋も混んでいて、出発時間が迫っていた僕は九谷焼を買い損なった。交通の便が良くなって日帰りにしたことを反省しつつ、「次回は金沢の街をゆっくり散策して泊まって来よう」と考えている。



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